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​セルフサーキット型
ピラティススタジオ

ピラティスをするとなぜ体が柔らかくなるのか?

  • 7月14日
  • 読了時間: 5分

 ① 筋肉を「伸ばしながら鍛える」から柔らかくなる


「体を柔らかくするならストレッチ」と考える人は多いですが、ピラティスはストレッチとは少し違います。


ピラティスでは筋肉を伸ばした状態で正しく使う動きが多く、筋肉の長さを保ちながら筋力をつけていきます。


例えば脚を持ち上げる動作では、太ももの裏側やお尻の筋肉を伸ばしながらコントロールして動かします。この「伸ばしながら力を発揮する」という刺激が、筋肉をしなやかに変化させていきます。


筋肉は硬いから動かないのではなく、普段使われないことで短く縮み、動く範囲が狭くなっているケースが少なくありません。ピラティスでは全身を大きく使いながら動くため、日常生活では使われない筋肉まで刺激され、本来の長さを取り戻していきます。


さらに、ゆっくりとコントロールされた動きで筋肉に負担をかけるため、急激なストレッチのような痛みも少なく、安全に柔軟性を高められるのが特徴です。


つまりピラティスは「筋肉を鍛える運動」でありながら、


「筋肉を長く美しく使う運動」でもあります

この特徴こそが、体が自然と柔らかくなっていく大きな理由なのです。





② 姿勢が整うことで関節が本来の動きを取り戻す


体が硬い原因は筋肉だけではありません。猫背や反り腰、骨盤の傾きなど姿勢の崩れによって、本来動くはずの関節が十分に動いていないことも大きな原因です。


例えば猫背では胸が縮まり、肩甲骨が動きにくくなります。


その結果、肩や首が硬く感じるようになります。また骨盤が後ろに倒れると股関節の動きも制限され、前屈が苦手になることがあります。


ピラティスでは背骨や骨盤をニュートラルな位置に整えながら運動を行います。

骨格が正しい位置に戻ることで、関節が本来持っている可動域を使えるようになります。


つまり柔らかくなったというより、「今まで使えていなかった動きを取り戻した」という状態です。


姿勢が改善されることで肩甲骨、股関節、背骨など全身の関節がスムーズに動き始め、日常生活でも自然と体が軽く感じられるようになります。


「ストレッチしてもすぐ元に戻る」という方ほど、姿勢改善を目的としたピラティスが効果的といわれる理由がここにあります。




③ インナーマッスルが働くことで余計な力が抜ける


私たちの体は、体幹が安定していないと、表面の大きな筋肉を必要以上に緊張させて姿勢を支えようとします。

この「力み」が体を硬くする大きな原因です。


ピラティスでは腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群などのインナーマッスルを優先的に働かせます。

これらの筋肉が正しく機能すると、姿勢を無理なく支えられるようになり、肩や首、腰、脚などのアウターマッスルが過剰に頑張る必要がなくなります。


すると慢性的な筋肉の緊張が少しずつ解消され、関節の動きもスムーズになります。


「筋トレをすると体が硬くなる」というイメージがありますが、ピラティスは逆です。

必要な筋肉だけを効率よく使い、不要な力を抜くことを重視します。


そのため、筋肉は強くなるだけでなく、しなやかさも同時に獲得できます。


体幹が安定すると歩く・立つ・座るなどの日常動作も楽になり、「気づいたら体が柔らかくなっていた」と感じる人が多いのも、この仕組みによるものです。






④ 呼吸によって筋肉と自律神経がリラックスする


ピラティスでは動きと呼吸を必ず組み合わせます。


この呼吸法は単なる酸素補給ではなく、柔軟性を高める重要な役割を担っています。


深く息を吸って長く吐くことで胸郭が大きく動き、肋骨や背骨周辺の筋肉が柔らかくなります。また、長く息を吐くことは副交感神経を優位にし、体をリラックスモードへ導きます。


人は緊張すると筋肉も硬くなります。逆に安心している状態では筋肉は自然と緩みます。


ピラティスでは呼吸を繰り返しながら運動することで、心身の緊張を解き、ストレッチ効果を高めています。


さらに深い呼吸は血液循環を促進し、筋肉へ酸素や栄養を届けやすくします。血流が改善すると筋肉の温度も上がり、より動きやすい状態になります。


柔軟性は筋肉だけの問題ではありません。呼吸、自律神経、血流まで含めて整えることが、ピラティスが「しなやかな体」を作る理由なのです。





⑤ 脳と神経が「ここまで動いても大丈夫」と学習する


最近では柔軟性は筋肉だけで決まるものではなく、「脳」が大きく関わっていることが分かっています。


筋肉は脳から「これ以上伸ばすと危険」と判断されると、防御反応として硬くなります。つまり体が硬い人は、本当に筋肉が短いというより、脳が安全のために動きを制限している場合が多いのです。


ピラティスでは、自分で体をコントロールしながらゆっくり丁寧に動きます。繰り返し正しい動きを行うことで、脳は「この動きは安全だ」と学習し、防御反応が少しずつ減っていきます。


その結果、以前は動かなかった範囲まで自然と動けるようになります。


これが「ピラティスを始めたら一回で前屈が深くなった」「肩が軽く上がるようになった」という人がいる理由です。


つまり柔軟性とは、筋肉だけでなく脳・神経・関節・姿勢が協力して生み出すものです。ピラティスはこのすべてにアプローチするため、年齢に関係なく体が柔らかくなりやすい運動として高く評価されています。




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